就活体験記2019

2019卒の就活体験記です。

自己分析、就活の軸

こんにちは☔

 

今回は自己分析についてです。

色々と迷いながらもこんな感じでやってたら企業選ぶ基準にもなったし良かったで〜〜ってことを紹介します。

自己分析

まず自己分析の目的を確認します。何事も目的がないと永遠に終わらなくて悲しくなるので、必ず目的を確認します。私は「就活の軸を決めること」でした。ここでは軸の紹介をして、そこから自己分析のやり方を紹介します。長くなります。

①就活の軸

面接で何回も聞かれました。結果私の軸は3つ

1、自分自身を価値として発揮できること(自己成長とその還元)

2、そのために成長市場であること

3、世の中になくてはならない仕事であること(偏見)

(4、「世界中を驚かせ続けよう」なこと)

です。

1は、夏に電機メーカーのインターンに参加して、勤めているうちに商品だけどんどん改善して便利になっていくけれど、例えばその営業として働いている私は最速で自己成長できるか?と考えました。やっぱりなんなら自己成長してできることを増やしたいと思っていたので。その時に、私はあくまで商品のために存在するとしか思えなかったので、では自分自身を価値として働ける業界を選びました。無形商材ってやつですね。金融、ブライダル、人材とか。

2は、自己成長をして自分の価値を還元するためにもいろんなことに挑戦したいと思いました。そのためのフィールドは大きく安定していること、そして挑戦させてくれる風土が必要です。リスクは大きいより小さい方がいいし、自分が臆せず挑戦できる環境は整っている方がいいです。業界地図を見て、「業界天気予報」みたいな感じでその業界の現在と未来を天気予報のように書いてある箇所があります。特にこれが絶対やりたい!がなかったからできたのかもしれませんが、それを参考にして成長している業界を参考にしました(結局あんまり守れなかったけど)。

3は、例えばゲームとか私はまったくやらないので、楽しいとは思いますがなくてもいいなって思います。せっかくなら自分が必要だと思える仕事をしたいので、娯楽系は選択肢から除いていました。

4は、私が就活中に「シュガーソングとビターステップ」ばかり聴いていたからですね。どうせならどーんとやっちまおうってことで、面接とかでは言わなかったけど自分の中で1番大きくあったのはもしかしたらこれかもしれないですね(笑)誰にも言わなかったけど。

いろいろ書きましたが、自分が軸に当てはまってないけど行きたい!と思う企業があったので、その時は軸変えてました(変幻自在な軸で軸の意味全くないのウケるって思いながら変えてました)。例えば広告とか出版系とか受けてたので、2,3の軸があてはまらないことがありました。その時は「自分のアイデアを形にできる仕事」とかにしてました。自分の頭で思い描いたことを実現するのが好きだった(自己分析するうちで裏付けエピソードを探して)ので、まあ全く間違ってはいないかなと。

就活をやり始めた時は、ありもしない「正解」ばかり求めて自分を偽っていました。しかも結構嘘ばっかりの人生を送ってきたので、あの時自分が本当に思ったことはなんだっけ?とか、あんまり分からないサイコパスなので…😔だから、自己分析は自分の中の素直な気持ちでやることが大切です。誰も見てないから大丈夫。ノートにかっこつけても仕方ないので。

 

②自己分析のやり方

目的確認したので、次はやり方です。検索するといろんなやり方が出てきて、私もいろんなやり方を試しました。

①ノートを1冊用意して、幼稚園からの出来事を今に至るまで追って書いていく

②中学時代くらいから自分の中で大きかった出来事を1年に1つ抽出して深堀りする

など。結論、自分でしっくりする方法でやればいいと思います。私は上記2つの方法両方ともやりました。

①幼稚園~今

自分の意識がなかったと思われる(頭で考えて行動するというよりは、脊髄反射で行動していたような時期【世の中でいう善悪よりも、自分の中で正しいかどうかで〈利益があるかどうか、気持ちいいかどうか〉判断していた時期】。私は自分で物事を正常に判断できるようになったのは最近だと感じています)幼稚園時代から振り返ることで、自分の意識がなかった時からの自分の中で大事にしていた物事の判断軸が分かります。あんまり記憶がなくても2、3個くらいで大丈夫です。

例えば私の場合、幼稚園での出来事を紹介します。

①仕事を導く

バレンタインにクラスの男の子みんなにチョコをあげた→母によれば「みんな友だちなのに誰かだけがもらえないなんてかわいそう」と殊勝なことを言っていたらしい(偉すぎ)→誰かを選ぶよりも目の前にいる人たちみんなを幸せにする方がよい→全員が受け取る権利のある幸せを扱う仕事→公務員とか社会のセーフティーネット系の仕事

②性格を分析する

幼稚園の栗拾いのときに、張り切って拾いすぎて手にイガイガがめっちゃ刺さった→別に栗なんて拾ってもいいことなかったのに、頑張って拾う→自分の成果を出して先生に褒められたい、他の人よりも多く拾いたい→目の前のことへの興味関心がある、負けず嫌い

みたいなかんじです。目の前のことへの興味関心があったのは生まれつきかなと思いますが(幼稚園の時は無意識だったのでこれより深い意識への分析は無理でした)、結局公務員とかにはなりませんでした。でも人生のライフイベントをサポートする系の仕事をする予定なので、就活が終わった後に分析ノートを見返してまあまあ合ってたじゃんって思いました。

こんなかんじで、自分の根底にある意識みたいなものが分かります。

 

②中学生~今

この場合は、中1~大3だった頃までの1年ごとの出来事の中で、印象に残ったことを取り上げて掘り下げます。①と違って3回くらい「なぜ」の問いを繰り返します。面倒で大変です。途中でやめました。

1つの出来事で1つの要素しか明らかにならないことはありません。以下の例では1つの出来事から4つの要素が導かれます。

例えば

 高3:大学に合格して嬉しかった

①→自分の努力が報われたから→今までの時間が無駄ではなかったと感じたから→勉強は辛かったけどその時間に意味があったと思えたから➡過程も大事だけど、その過程が結果として表れると嬉しくなる

②→部活を辞めなくても人より勉強時間が少なくても合格できたことが嬉しかったから→不利な状況でも自分が立てた計画通りに対策すれば他の人と同じ成果を生み出せることが分かったから➡自分の自信に繋がる出来事になった(成功体験)

③→家族や先生、友だちにうれしい報告ができるから→応援してくれていた人たちにいい報告をしたいから→自分のことで周りの人が喜んでくれるのは嬉しいから➡自分だけの満足ではなく、自己実現で周りの人も幸せにしたい

④→周りの期待を裏切らなくて済んだから→失望されたくないから→必要とされなくなるのが怖いから→自分に自信がないから→成功体験が少ないから➡大きいプロジェクトを回すよりは、毎日小さなPDCAを回せることを意識できる場所の方が合っている

 です。➡以下をまとめると、「自分の自信と世の中のために繋がるような成功体験を、日常的に意識できる場所」が私には合っていることになります。軸①の「自己成長とその還元」は③から来ています。あとPDCAを回すのは自分の目的意識次第という意見もあると思いますが、人間は環境に大きく左右されると思っているので、同じ職場で働く人がどの程度日常的にPDCAを回そうという意識をもっているかも大事だと思っていました。

これと同じ要領で、1年ごとの自分の大きな出来事を分析していきました。

 

こんな感じです。伝わりましたでしょうか…。自己分析は、就活が終わってから「あ~こういうことか!」と答え合わせ的に分かることのほうが多かった気がします。就活中は自己分析終わんないしマジ無理…って感じでした。友だちとかと話しながらできるといいです。自分1人でやるよりも会話しながら「なんでこう思ったんだろ~」と考える方が答えが出やすい気がします。あとは「自己分析対策講座」みたいなのがインターンとかであるので、それに参加する。他の人の自己分析を見ると参考になることもあります。(ちなみに、私が実際インターンで会った当時新卒の人で、「私泣きながら自己分析したんでめっちゃ自信あります」みたいなこと言ってる人がいましたが、「あ、そう」としか思わなかったし自己分析でマウントとってくる人は無視していいです。ていうか基本的にマウントとってくる人はコンプレックス隠すためだと思っているので、就活中だと心弱ってて落ち込むかもしれませんが全然気にしなくて大丈夫です。無視してケーキでも食べてください🍰)

 

まとめると、自己分析で大事なのは目的をはっきりさせること(私は軸を作るため)と、自分の経験から素直な「なぜそう思ったのか?」を大切にすることです。素直な言葉で自己分析すれば、自分が何気なく選択してきた日常のあれこれが分かってくると思います。完璧に自己分析できている人なんてそういいないと思うので、そんなに気負わずゆるくで大丈夫です😌

長くなってしまいました。

 

 

おしまい。