就活体験記2019

2019卒の就活体験記です。

書類選考①SPI・学チカ

こんにちは🌞

やっと選考フローについて書ける嬉しさを感じているとともに、言語化する難しさを想像して長くなるだろうなとか、分かりやすく説明できるかなとか不安も感じています。

今回は書類選考についてです。書類といってもSPIとESIについて書きます。SPIの方が短いので、SPIから書きます。ESについては学チカと自己PR(と志望動機)で分けます。今回は学チカ。

①SPI

kkcb.hatenablog.jp

この記事でも書いた通り、SPI対策には2冊使っていました。

これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】

これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】

 
2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集

2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集

 

上は姉のお下がり、下は先輩のお下がり。ナツメ社のは回答間違いがあった気がする。詳しくは「物理的な準備」の記事読んでください。私は初めてテストセンターに行くまで、テストセンターをSPIや玉手箱と同じテストの形式のバリエーションだと思っていたので、テストを受ける用の施設があることに驚きました。何事も経験で面白かったです。全部の問題が分からなくても、落ちなければいいので前向きに勉強しましょう。テストセンターは時間で予約して受験するのですが、オススメは1日に3枠連続で予約して受けることです。私も友だちに言われてやってみたら、だんだん慣れてくるので3回目が1番解けた記憶があります。その後はそのデータを使いまわして、もうテストセンターには行かなくて済むようにしていました。テストセンターにわざわざ行くのが手間でした。問題は企業によって違うので、簡単なところと難しいところがあるように思いました。非言語だとA社は確率の問題があるけどB社にはなかった、とか。テストセンターで落ちるのはもったいないので、今からでもやってください。自信がないとテストセンターで自分との戦いになったときにつらいので、未来の自分のためだと思って嫌でもやった方がいいです。勉強はするしかない。頑張りましょう。

 

②学チカ

最近MatcherでもES対策やってます。その時に5千億兆回くらい言ってるのが、「数字がない」と「具体性がない」です。

例えば、今ネットで学チカの見本として合った文章で、びっくりしたものを添削していきます。元は300字程度です。

「私は学生時代、ハンドボールの部活動に最も打ち込みました私自身、今までサッカーや野球などのメジャーなスポーツは経験していたため、大学では新しいスポーツに挑戦したいと思い、ハンドボール部に入部しました。私の大学はハンドボールの強豪校だったため周りは皆経験者ばかりでしたが、レギューラーの座を獲得するため必死に練習しました。具体的には身体が小さい私の特徴を活かし、相手のプレーを撹乱するようなスタイルを作り出し、チームの得点に貢献しました。ハンドボールを始めて2年が経った頃には、正式にチームのレギュラーに選ばれ、全国大会にも出場しました。私はこの経験から、自分の特徴や強みを活かすことの重要性を学びました」(300)

これはだめではないけど、これだと落ちるところは落ちると思います。改善できる箇所に色付けをすると、

「私は①学生時代ハンドボール②部活動③最も打ち込みました④私自身⑤今までサッカーや野球などのメジャーなスポーツは経験していたため⑥大学では新しいスポーツに挑戦したいと思いハンドボール部に入部しました。私の大学はハンドボール強豪校だったため周りは皆経験者ばかりでしたが、⑧レギュラーの座を獲得するため⑨必死に練習しました。⑩具体的には身体が小さい私の特徴を活かし、相手のプレーを⑪撹乱するようなスタイルを作り出し、チームの得点に貢献しました。ハンドボールを始めて2年が経った頃には、⑫正式にチームのレギュラーに選ばれ、⑬全国大会にも出場しました。私はこの経験から、⑭自分の特徴や強みを活かすことの重要性を学びました

 です。この文章で問題なのは、いらないところが具体的で必要なところが具体的でないことです。具体的に書くところとどうでもいいところを勘違いしています。番号順に解説します。

①当たり前なのでなくてOK👌

②「ハンドボール部」でよい。「ハンドボール部でレギュラーをとること」などにする

③当たり前なのでいらん👌

④当たり前です。急に知らない人の話されても困る👌

⑤ここは詳しい背景がいらないと思います。学チカで「スポーツができる私」をアピールしたいなら入れてもよいが、学チカを伝えるだけならいらない。カットしてもよい

ハンドボール部に入る背景はこの文章だけでよいです。理由をつけるとさらによい。「上半身を鍛えたくて」(鍛えられるのか知りませんが)、「テレビで見た選手に憧れて」、「先輩の一生懸命な姿に惹かれて」など

⑦ここで急にラグビーの話されても困ります。多分なくても通じる👌

⑧何のためにレギュラーになりたいのか。レギュラーは目的か手段か?を明確にする

⑨ここが1番だめ。「必死に練習」なんて誰でも書けます。どれだけ必死にどれだけのことをどれくらいの期間やり続けたか、具体的に書く必要があります

⑩最初から具体的に書いてくださいってツッコミたくなった

⑪「撹乱するような」どんな「スタイル」か?が大事

⑫スポーツあまり分かりませんが正式ではないレギュラーというものがあるのでしょうか?よくわからなかった箇所

⑬全国大会に出てどうなったか結果も書く

⑭その重要性から何を得たか?重要性を学んでもいいけど学んで終わりよりももう一押しあったらぐっとよくなります

以上をもとに書き直します。ハンドボールやったことないので妄想で書きます。

大学1年から2年間、所属するハンドボール部で毎日振り返りと実戦を欠かさず行い、全国大会で〇位になりました。テレビで見たハンドボール選手の活躍に勇気をもらった私は、次は自分が見ている人に感動を与えたいと思いハンドボールを始めました。強豪校だったので経験者ばかりでしたが、①部活ノートを作り毎日活動の反省を書く②仲間に頼んで1日に1回は試合をしてもらう ことを欠かさず続けました。自己反省により自分の癖や弱みを知り、実戦で克服、さらに自己分析の方法を相手選手にあてはめ、相手の特徴を分析する習慣も身に着けました。3年になる頃には毎日の努力が実り、地道な練習を通して得た仲間からの信頼や実力のある選手に認められるプレースタイルを武器にレギュラーとして全国大会にも出場しました。始めはマイナスからのスタートでしたが、自己反省を忘れずに毎日自分なりの努力を積み重ねた結果、実力と信頼を得ることができました。」(398)

こんな感じです。wordからコピーしたら字体が変わってしまいました。10分でここまで書ける妄想力たくましすぎ(笑)ってなるとともに、ESも嘘つきまくれるよなあって思いました。①~⑭の中で改善できてない部分もありますが、これくらい具体的に書けていれば大丈夫だと思います。

 大事なのは内容ではなく構造です。構造を覚えてください。

 

①自分がやったこと具体的に

②なぜ①をしたのかの動機、思い

③当時の課題(ここでは明示はしていないが、「ハンドボールで強くなること」。文章化しなくても読み取れるなら書かなくてよいが、基本は書いた方がよい(たぶん))

④解決方法2つくらい

⑤ ④を行うことで得たもの(解決方法の効果+α。

解決方法の効果は、ここでは①部活ノートを作り毎日活動の反省を書く→「自己反省により自分で癖や弱みを知る」、②仲間に頼んで1日に1回は試合をしてもらう→「癖や弱みを実践で克服」。

+αは「相手の特徴を分析する習慣を身に着けた」、「仲間からの信頼の獲得」「実力のある選手に認められるプレースタイルを身に着けた」「レギュラーになった」)

⑥学び

以上です。これができればたぶん学チカでは落ちません、と思う。構造通りに自分の経験を当てはめてください。

大事なのは、数字!と具体性!です。あと、みんながやったことを書く人もいますが、みんなのことを聞いているのではなくあなたのことを聞いているので、しっかり自分のことを書いてください。自分が何をやったかを、数字を使って具体的に示すのが学チカと自己PRです。

 

 

途中だけど公開します。自己PRについては学チカの書き方とほとんど同じだけど改めて書きます。学チカと自己PRは別物です。次回詳しく書きます。志望動機の書き方も書きたいです。

 

 

おしまい🌷