就活体験記2019

2019卒の就活体験記です。

書類選考④文章の書き方

こんにちは🌞

書類選考のまとまりの中でたぶん最後になるであろう、文章の書き方についてです。

就活の時に意識していたポイントがいくつかあるので、それを紹介します。

 

文章の書き方

ESで私が大切にしていたことは、「面接官に疑問を持たせない文章にすること」と、「分かりやすい文章にすること」の2つです。疑問を持たせないことについては、カッコ書きで(不要な)が入るかもしれません。質問の余地はのこしつつ、読んでいて「?」と思わせない文章にすることを意識していました。ストレスなく読んでもらうことが目的だったからです。具体的な方法を以下に紹介します。

①1文を短くする

無意味に短くすればよいというものではありませんが、ある程度短くすることは読みやすさに大きく関わるので大事だと思います。短くするというか、区切ると考えた方がよいですね。例えば、

「朝晴れていたので、外へ出かけたら、散歩中の犬と猫に出会い、可愛かったので撫でようとしたら、逃げられてしまったので残念だった」

だと読みづらいですよね。

「朝晴れていたので、外へ出かけた。散歩中の可愛い犬と猫に出会い撫でようとしたが、逃げられてしまって残念だった」

の方が読みやすくないですか?というか、「書き手が自分の好きなことを書いている」という意識よりも、「相手のことを考えて読みやすい文章を書こうとしている」意識が分かりますよね。しかも「可愛い」を形容詞として使っているので字数も短く済んでいます。その分、別のことを詳しく書けますから、短く分かりやすい文章を書くことは自分にとっても相手にとっても大事です。

②最初の1文で「読みたい」と思わせる

学チカや自己PRでですが、最初の1文が特に大事です。大企業の場合は何百何千のESがくるだろうな~と考えた時に、目に入ってきた最初の情報がありきたりだと魅力を感じてもらえなさそうだなと思ったので、気を付けていました。

学チカの例でいえば、適当な例えですが

「学生時代に頑張ったことは、自分のインスタグラムの更新です」→「大学2年から、週2回読書記録をインスタグラムで更新し、1.5万人のフォロワーを獲得しました」

とかですかね。同じ内容を書くときに、前者のような文章で始まった学チカの最後の文で「最終的には1.5万人のフォロワーを獲得しました」と書いても意味がありません。最初の文しか読まれないかもしれない可能性を考えた時に、最初の1文で魅力を判断できないと読んでもらえないかもしれないからです。成果がある人は「1位」とか「関東大会」とか、絶対書いた方がいいです。今まで添削してきたESでは、「吹奏楽部の活動です」とか書く人が多いですが、「吹奏楽部で、東関東大会金賞を受賞しました」まで書くべきです。全く違います。

③単語レベルでこだわる

自己PRであるあるの「行動力」ですが、「行動力 類語」をウェブで調べると「遂行力、実践力」が出てきます。だいたい同じ意味の言葉なのに、ちょっとすごそうじゃないですか?(笑)私は小賢しいのでこういうことばっかりしてました。単語もこだわると文章の出来がガラッと変わります。これも②に活かして1文目で使うことが多かったです。初見でポイってされないように、を考えて書いていました。

④言い切る

「自己PRを教えてください」→「私の強みは、〇〇なところです」よりも、「〇〇する〇〇力があります」とした方がよいです。なんとなくです(笑)好みですかね?言い切った方が文字から自信が感じられるかなと思っていました。主語の「私は」も入れてなかったですね。ここで他人のこと話し始める人いないですよね、自分のことを話すのは当たり前なので書く必要を感じませんでした。

少し話がそれますが、質問を繰り返す必要はありません。学チカでもそうですが、「学生時代に頑張ったことは〇〇です」ではなく、「吹奏楽コンクールで東関東大会金賞を受賞しました」という書き方でよいと思います。ここでは内容を無視していますので、「吹奏楽コンクールで東関東大会金賞を受賞しました」を100点といっているわけではありません。

⑤接続詞を使わない

「私は接続詞を使っていませんでした。なぜなら、文脈的に分かることであれば、接続詞を使わなくても伝わるからです。そしてその分、自分がやったことを詳しく書いていました」

…どうでしたか?これも好みかもしれませんが、↑接続詞を使って書いてみました。「なぜなら」、「そして」です。なくても伝わります。

「私は接続詞を使っていませんでした。文脈的に分かることであれば、接続詞を使わなくても伝わるからです。その分、自分のしたことを詳しく書いていました」

接続詞がない方が文章が短くなるのに、伝わる内容はそんなに変わりません。文章を長く書くなら、その分内容が濃くなければならない、とはよく言いますよね。1分喋るのと2分喋るのでは、2分の方が2倍内容がなければなりません。そう考えると、接続詞を使うことで字数は増えても内容はあまり変わりません。好みかもしれませんが、なくても大丈夫だと思います。

 

 

これくらいですかね…。

参考になれば嬉しいです。

今回もSM女王回ですね。「お前たちはこういうのが良いんだろうが~~💗」って思いながら文章書いてください。

次は面接の話になると思います。

 

 

おしまい👸

書類選考③志望動機

こんにちは🌞

今回は志望動機です。

就活を普通の就活(自分の軸に沿って企業を選ぶ)とブランド就活に分けたときに、普通の就活だとその企業への志望動機って言語化するのが難しいとしても自然に湧いてくると思うのですが、ブランド就活の時って一切湧いてきませんよね。志望してないのに名前だけに魅力を感じているわけですから。

ここでは普通の就活とブランド就活に分けて私がやっていた志望動機の書き方を紹介します。ブランド就活の方も書きますが、ブランド就活自体しない方がよいのであんまり見ないでください(笑)

 

志望動機

文字通りその企業を志望する動機を書きます。志望動機の欄がないハッピーESもあります。金融系では結構書いたけど、人材系では志望動機ってあんまり書かなかった記憶があります。業界によって違うのかな?上記の通り2つに分けて書きます。

普通の就活

自分の軸などから、「この業界のこんな会社行きたいな~」って思っている時にでも、書き方に迷っちゃうことってあると思います。私がおさえていたポイントをいくつか紹介します。

①自分の経験とつなげる

学チカとか自己PRと関係あってもよいし関係なくてもよいけど、その企業に興味を持ったきっかけとなる出来事みたいなのを簡単に盛り込んでいました。今適当に考えて例をいくつか書きます。【】内はその前の言葉のバリエーションです。

人材「サークルで人を動かすのはお金でも物でもなくて、人であるということを実感したので、貴社の〇〇というところ【理念・事業】に魅力を感じました【興味があります・自分の力を活かせると思いました】」

銀行「自営業である実家を手伝ったりするうちに経営に興味を持ち、貴社の中小・零細企業に対する〇〇な関わり方に共感しました」

保険「2番手として誰かを支えるという経験から、貴社の〇〇という業務に強く共感します」

など、今まで「自分がやってきたこと」+「だから貴社に興味があるんやで」ってことを伝えると、読んでいて「なるほどね~」って思ってもらえます。面接では自分がやってきたことについての質問をしてもらえる可能性が高くなるので、そこを自分で掘り下げておけば面接の話題の種まき+対策もできます。

②具体的なやっていることを入れる

その企業がやっている事業名などを具体的に書きます。それが①で書いた経験と繋がっているとなお◎だし、繋がってなくても◎です。

繋がっている例とそうじゃない例を1つずつ挙げます。

保険「貴社の〇〇(サービス名)では、毎月保険内容を見直ししてその時期やその人に合ったリスクに備えることができるので、お客様の挑戦を常に応援できると思います」

→①でいった「2番手として誰かを支える」の要素が含まれています。「支える」から「応援する」に言葉を派生・発展させたのもポイント。

人材「貴社の〇〇サービスでは、他社にはないお客様に対する誠実さがあると思います。私は今まで「誠実」ということを大切にしてきたので、貴社の取り組みをより多くのお客様に届けられるように〇〇(具体的な策があればとても◎)したいです」

→自分の大事にしてきたものを出して、貴社と私大事にしているもの同じやで~私はそこにモチベ感じるし、貴社の大事にしているものをもっと広めたいんやで~ってことを示します。

③時代とつなげる

縄文と弥生が違うように、昭和と平成も違うし、平成の中でも去年と今年、もっといえば昨日と今日って全く違う1日になり始めてるじゃないですか、震災とか、いろんな技術の進歩的な意味で。なので、それを書いたりもしてました。臨機応変さ+貴社じゃなきゃダメなんやでをアピールできます。

保険「3.11以降、いつ何が起きるか分からない現代で、〇〇なサポートをできるのは貴社だけだと思います」

広告「デジタルメディアが発達し、目まぐるしく人々との関わり方を変化させている時代で、貴社の〇〇を発展させて〇〇をしたいです」

ブライダル「「結婚式離れ」の現代でも、貴社の〇〇などのサービスでいつの時代も変わらない最大限の幸せを生み出すことに全力を尽くしたいです」

④ヨイショする

最後のシメはちょっとヨイショめでいってました。

ほとんどの企業に共通することですが、

「貴社の長年の〇〇な姿勢が築いてきたお客様からの大きな信頼を武器に、〇〇な挑戦をし続け、お客様クオリティを貫きたいです」

とか。前半褒めて、こんな貴社だからできることというかこれは貴社でしかできないんや!!ってことを示すと、就活で手を変え品を変え質問される「どうしてうちなんですか?」を突破できると思います。

 

気を付けていたのはこれくらいかなと思います。嘘を書いてもいいけど、ちゃんと質問されたときに答えられるようにしましょう👌あと注意することは、自分が書いた経験・業務内容についてもちゃんと調べて面接に行くことです。

 

ブランド就活

ブランド就活の場合ってほとんどというか全く志望動機無いですよね。本当はしない方がいいけど、不安で数撃ちたい!って時のために私がしていた最低極悪の志望動機の書き方を紹介します。

①みんしゅうを見る

一応番号振りましたが、これがすべて感あります(笑)みんしゅう見てますか?みんしゅうに「志望動機」みたいな欄があって、そこからいろんな人の志望動機が見れます。3つくらいピックアップして、文章をつなげて志望動機にしていたりました…最低なので🙇みんしゅうで情報を得た後は、自分の経験とつなげたり普通の就活の志望動機と同じようなやり方で書いてました。みんしゅうってだいたい同じような志望動機しかないので、だったら企業のHP見て事業をいくつかピックアップして自分の経験とつなげて書いた方がよいかな…とも今は思います。

でも志望していない企業にES出すのはマジで時間の無駄なので、そんな時間があるなら自分の好きなことをするか本命企業の対策をするかしたほうがよいです。やり方を紹介しつつも全然おすすめしません。

 

ブランド就活の志望動機は終わりです。みんしゅうを見て文章をつなげるか、みんしゅうを見て普通の志望動機と同じ書き方で書くかの2択ですかね。

 

 

志望動機の書き方、終わりです。

やっぱ媚び売ってる感じになってしまったかな…。学チカの記事書いたときに友人に怒られた話しましたけど、その時も「結局企業に媚び売らなきゃなんねーのかよ」みたいなこと言われて、う~~んと思いました。媚びを売ること自体が良いことか悪いことかは分からないけど、私的には逆に?「お前たちはこういうのが良いんだろうが~」とか「こういうのが嬉しいんでしょ?💗」みたいな、SM女王的な気持ちでやってました。何事も気の持ちようだよね。いろんな志望動機を書きながら、「企業はたぶんここ褒めてほしいだろうな~」とか、「ここ褒めたらたぶん嬉しいだろうな~」とか考えて書いてたけど、まあ確かに媚び売ってるけど戦術的媚び売りと言ってほしいわね…。心はSM女王なので。

そんな大したことは書けてない気がしますが、書類落ちはないので学チカ・自己PRと同じで100点じゃなくても70~80点はとれてると思います。

あとは文章書くとき全般にいえる言葉の選び方とか文末とか気を付けることをまとめて書いて書類選考は終わりかな~と思います。

MatcherにここのURL載せてからコンスタントに100アクセスオーバーとかして頂いているので、文章の例は載せましたがみんなちゃんと考えてね💗まあ100人が同じ志望動機書いても多分バレないけどね、今日はSM女王だから優しくしといて突き放すスタイルで終わります。

 

 

おしまい👸

書類選考②自己PR

こんにちは🌞

お久しぶりになってしまいました。

前回、前々回の記事について、友人から「このブログが始まった当初のゆるい感じがない」「怖い」と言われてしまいました。私自身、説明会や書類選考のことを思い出すと怒りが湧いてきてしまったなと反省しました…。怖かった人ごめんなさい😔読んでくれている人に「こんな感じで大丈夫やで~~」ということを示したかったんですけど、なかなか難しいなと思いました。なので今回はゆるふわ系でいきます。

 

③自己PR

自己PRでも大事なことは数字と具体性です。「数字と具体性って難しい~~」と思うかもしれませんが、逆に言えば数字と具体性があれば大丈夫です。「早起きを頑張りました」も、「3年間毎日、朝5時に起きることを目覚ましを3つ離れた場所にセットすることで眠くても起きることができました」の方が、頑張りが伝わりやすいです。「こういう風に書かなきゃだめ!!!!」と言っているわけではなく、「こういう風に書いた方がみんなの魅力が相手に伝わりやすいんやで~~」っていうポイントを示していきたいと思います!

 自己PRもネットの文章を添削していく感じにしようかな~と思います🌷この前は部活だったので今回はアルバイトでいきます。

「私は「状況を嘆くよりも、どうすれば良いかを考える」間です②その力を発揮して、アルバイトをしていた居酒屋の売上を30%以上伸ばした③経験があります④アルバイトをしていた居酒屋の売上が、出現した競合店に顧客を奪われたため、激減(30%以上減)していました。⑤所属する組織に少しでも貢献したいと考え、どうすれば売上を戻せるかを考えました。そこで、競合店のメニュー・価格・内装・顧客層・顧客へのアンケート結果をもとに、⑥Win-back戦略を考えました。具体的には、

  • 1.競合店に奪われている女性客を取り戻すための「女子会」コースの新設
  • 2.競合店が力を入れていないデザート・スイーツメニューの充実
  • 3.web経由の新規顧客を増やすためのSEO戦略の実行

を店長に提案し、⑦実行。結果、3ヶ月後には客足が戻り、以前の売上を達成することができました。問題点と向き合い、解決策を⑧考え抜くことで、状況を改善できると学びました。⑨貴社においても、営業として常にお客様の課題と向き合い、解決策を提案していきたいです」(423)

全体的に繰り返しが多い文章なので、具体的に悪いところを指定するのは難しいです。でももっと良くすることはできるので、また妄想で書いてみます。

 「状況を分析し、改善に導く推進力があります。大学2年時にアルバイトをしていた居酒屋では、近所にできた競合店に顧客を奪われ、売上が30%以上減少していることが課題でした。自分のアイデアで所属する組織をより良くしたいと思ったため、競合店のメニュー・価格・内装・顧客層・顧客へのアンケート結果を1週間かけて1日100件読み続けました。女性のお客様が減少していることに気づいたわたしは、①「女子会」コースの設定②デザート・スイーツメニューの充実 の対策を提案しました。自分なりの現状分析を店長や仲間に認めてもらうことができ、全員での意思共有のもと実行した結果、3ヶ月後には40%売上を上げることができました。ターゲットとしていた女性客数は、リピーター数だけでなく新規女性の数も前月よりも2倍に伸ばすことができました。現状を分析し、周りを巻き込んで全員で問題改善に当たる推進力を発揮して、状況を改善できました。

私が書き直すとこんな感じです。学チカと同じく構造が大事なので、構造の話をします。学チカとは少し違います。

①自分の強みを書く。「性格です」「人間です」とかをつけるよりも、言い切った方が自信が透けて見えてよいなって私は思います

②それを発揮した場所・所属団体の説明

③課題(ここでは②③は1文になってます)

④自分の強みに繋がる解決策を具体的に2つくらい

⑤④を行うことで得たもの(解決方法の効果+α。

解決方法の結果は、ここでは①「女子会」コース②デザート充実→リピーター数増加 だけですが、最初に書いた「推進力」アピールとして「周りを巻き込む」要素を「自分なりの現状分析~意思共有のもの実行」として入れています。解決方法に対する効果は「女性増加」のみだけど、代わりに「周りを巻き込む」要素を入れました。もちろん解決方法の効果を2つ書いてもマルです🌷

+αは、「新規女性客数が2倍」です。ちょっと無理がある感じがしますが、解決策に対する効果だけだと私は少し薄いかなと思うので、効果を発展させた文章を入れていました)

⑥自分の強みで課題解決できたやで~ってことを書く

です。

 

学チカとの違いは分かりましたか?

学チカは「学生時代頑張ったことでの学びを書く」で、

自己PRは「自分の強みで課題解決等をした経験を書く」です。

 

 

ちゃんと優しくかけてましたか?🌼🌹🌼

構造通りに書ければ学チカ・自己PRは恐らく問題ないと思います。たぶん。私のこの構造最強ですとは全く思っていないので保証はできませんが、少なくともこの構造をとって書いたESは落ちなかったので、100点ではないかもしれないけど70~80点は取れると思います。

誤字確認してません。

次は面接についてかな。頑張ります。

 

 

おしまい。

書類選考①SPI・学チカ

こんにちは🌞

やっと選考フローについて書ける嬉しさを感じているとともに、言語化する難しさを想像して長くなるだろうなとか、分かりやすく説明できるかなとか不安も感じています。

今回は書類選考についてです。書類といってもSPIとESIについて書きます。SPIの方が短いので、SPIから書きます。ESについては学チカと自己PR(と志望動機)で分けます。今回は学チカ。

①SPI

kkcb.hatenablog.jp

この記事でも書いた通り、SPI対策には2冊使っていました。

これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】

これが本当のSPI3テストセンターだ! 【2019年度版】

 
2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集

2019最新版 史上最強SPI&テストセンター 超実践問題集

 

上は姉のお下がり、下は先輩のお下がり。ナツメ社のは回答間違いがあった気がする。詳しくは「物理的な準備」の記事読んでください。私は初めてテストセンターに行くまで、テストセンターをSPIや玉手箱と同じテストの形式のバリエーションだと思っていたので、テストを受ける用の施設があることに驚きました。何事も経験で面白かったです。全部の問題が分からなくても、落ちなければいいので前向きに勉強しましょう。テストセンターは時間で予約して受験するのですが、オススメは1日に3枠連続で予約して受けることです。私も友だちに言われてやってみたら、だんだん慣れてくるので3回目が1番解けた記憶があります。その後はそのデータを使いまわして、もうテストセンターには行かなくて済むようにしていました。テストセンターにわざわざ行くのが手間でした。問題は企業によって違うので、簡単なところと難しいところがあるように思いました。非言語だとA社は確率の問題があるけどB社にはなかった、とか。テストセンターで落ちるのはもったいないので、今からでもやってください。自信がないとテストセンターで自分との戦いになったときにつらいので、未来の自分のためだと思って嫌でもやった方がいいです。勉強はするしかない。頑張りましょう。

 

②学チカ

最近MatcherでもES対策やってます。その時に5千億兆回くらい言ってるのが、「数字がない」と「具体性がない」です。

例えば、今ネットで学チカの見本として合った文章で、びっくりしたものを添削していきます。元は300字程度です。

「私は学生時代、ハンドボールの部活動に最も打ち込みました私自身、今までサッカーや野球などのメジャーなスポーツは経験していたため、大学では新しいスポーツに挑戦したいと思い、ハンドボール部に入部しました。私の大学はハンドボールの強豪校だったため周りは皆経験者ばかりでしたが、レギューラーの座を獲得するため必死に練習しました。具体的には身体が小さい私の特徴を活かし、相手のプレーを撹乱するようなスタイルを作り出し、チームの得点に貢献しました。ハンドボールを始めて2年が経った頃には、正式にチームのレギュラーに選ばれ、全国大会にも出場しました。私はこの経験から、自分の特徴や強みを活かすことの重要性を学びました」(300)

これはだめではないけど、これだと落ちるところは落ちると思います。改善できる箇所に色付けをすると、

「私は①学生時代ハンドボール②部活動③最も打ち込みました④私自身⑤今までサッカーや野球などのメジャーなスポーツは経験していたため⑥大学では新しいスポーツに挑戦したいと思いハンドボール部に入部しました。私の大学はハンドボール強豪校だったため周りは皆経験者ばかりでしたが、⑧レギュラーの座を獲得するため⑨必死に練習しました。⑩具体的には身体が小さい私の特徴を活かし、相手のプレーを⑪撹乱するようなスタイルを作り出し、チームの得点に貢献しました。ハンドボールを始めて2年が経った頃には、⑫正式にチームのレギュラーに選ばれ、⑬全国大会にも出場しました。私はこの経験から、⑭自分の特徴や強みを活かすことの重要性を学びました

 です。この文章で問題なのは、いらないところが具体的で必要なところが具体的でないことです。具体的に書くところとどうでもいいところを勘違いしています。番号順に解説します。

①当たり前なのでなくてOK👌

②「ハンドボール部」でよい。「ハンドボール部でレギュラーをとること」などにする

③当たり前なのでいらん👌

④当たり前です。急に知らない人の話されても困る👌

⑤ここは詳しい背景がいらないと思います。学チカで「スポーツができる私」をアピールしたいなら入れてもよいが、学チカを伝えるだけならいらない。カットしてもよい

ハンドボール部に入る背景はこの文章だけでよいです。理由をつけるとさらによい。「上半身を鍛えたくて」(鍛えられるのか知りませんが)、「テレビで見た選手に憧れて」、「先輩の一生懸命な姿に惹かれて」など

⑦ここで急にラグビーの話されても困ります。多分なくても通じる👌

⑧何のためにレギュラーになりたいのか。レギュラーは目的か手段か?を明確にする

⑨ここが1番だめ。「必死に練習」なんて誰でも書けます。どれだけ必死にどれだけのことをどれくらいの期間やり続けたか、具体的に書く必要があります

⑩最初から具体的に書いてくださいってツッコミたくなった

⑪「撹乱するような」どんな「スタイル」か?が大事

⑫スポーツあまり分かりませんが正式ではないレギュラーというものがあるのでしょうか?よくわからなかった箇所

⑬全国大会に出てどうなったか結果も書く

⑭その重要性から何を得たか?重要性を学んでもいいけど学んで終わりよりももう一押しあったらぐっとよくなります

以上をもとに書き直します。ハンドボールやったことないので妄想で書きます。

大学1年から2年間、所属するハンドボール部で毎日振り返りと実戦を欠かさず行い、全国大会で〇位になりました。テレビで見たハンドボール選手の活躍に勇気をもらった私は、次は自分が見ている人に感動を与えたいと思いハンドボールを始めました。強豪校だったので経験者ばかりでしたが、①部活ノートを作り毎日活動の反省を書く②仲間に頼んで1日に1回は試合をしてもらう ことを欠かさず続けました。自己反省により自分の癖や弱みを知り、実戦で克服、さらに自己分析の方法を相手選手にあてはめ、相手の特徴を分析する習慣も身に着けました。3年になる頃には毎日の努力が実り、地道な練習を通して得た仲間からの信頼や実力のある選手に認められるプレースタイルを武器にレギュラーとして全国大会にも出場しました。始めはマイナスからのスタートでしたが、自己反省を忘れずに毎日自分なりの努力を積み重ねた結果、実力と信頼を得ることができました。」(398)

こんな感じです。wordからコピーしたら字体が変わってしまいました。10分でここまで書ける妄想力たくましすぎ(笑)ってなるとともに、ESも嘘つきまくれるよなあって思いました。①~⑭の中で改善できてない部分もありますが、これくらい具体的に書けていれば大丈夫だと思います。

 大事なのは内容ではなく構造です。構造を覚えてください。

 

①自分がやったこと具体的に

②なぜ①をしたのかの動機、思い

③当時の課題(ここでは明示はしていないが、「ハンドボールで強くなること」。文章化しなくても読み取れるなら書かなくてよいが、基本は書いた方がよい(たぶん))

④解決方法2つくらい

⑤ ④を行うことで得たもの(解決方法の効果+α。

解決方法の効果は、ここでは①部活ノートを作り毎日活動の反省を書く→「自己反省により自分で癖や弱みを知る」、②仲間に頼んで1日に1回は試合をしてもらう→「癖や弱みを実践で克服」。

+αは「相手の特徴を分析する習慣を身に着けた」、「仲間からの信頼の獲得」「実力のある選手に認められるプレースタイルを身に着けた」「レギュラーになった」)

⑥学び

以上です。これができればたぶん学チカでは落ちません、と思う。構造通りに自分の経験を当てはめてください。

大事なのは、数字!と具体性!です。あと、みんながやったことを書く人もいますが、みんなのことを聞いているのではなくあなたのことを聞いているので、しっかり自分のことを書いてください。自分が何をやったかを、数字を使って具体的に示すのが学チカと自己PRです。

 

 

途中だけど公開します。自己PRについては学チカの書き方とほとんど同じだけど改めて書きます。学チカと自己PRは別物です。次回詳しく書きます。志望動機の書き方も書きたいです。

 

 

おしまい🌷

説明会の使い方

こんにちは🌞

今回は説明会についてです。説明会は大きく分けて

①個別説明会(以下、個説)

②合同説明会(以下、合説)

があります。私は2つを使い分けていました。いちいち会社に行って1~2時間の説明聞いてたら時間も体力もお金も足りなくなります。2つに分けて書きます。

 

①個別説明会

これは、その会社に行って説明を聞くものです。だいたい1~3時間くらい。説明選考会というのもあって、説明会を聞いたあとに興味があればその場で選考(学力テストをしたりESを書いたり)を行う企業もあります。説明会といってもその会社の自己PRの場なので、豪華なところはすごく豪華です。形式は私が経験した中では大きく2つに分けられると思っていて、

①最初に全体の説明→各ブースで事業または社員の個別説明・経験談

②最初から最後まで1つの会場で説明

です。みずほ銀行は①で、学生をホールに集めて大まかな説明をした後に6つくらいの小さなブースで自分の気になる事業の話を聞くという形式でした。

ドレスを扱うトリートという会社の説明会に行ったときは②でしたが、学生を2ブロックに分けて座らせて、その間をランウェイに見立てて白人美女がファッションショーしてくれました。癒された👰トリートはブライダル企業だと思っていたらドレスしか扱っていなくて、説明会に行ってびっくりした記憶があります。ES持参と言われていて持っていきましたが、素直に「ドレスしか扱わないと思っていなかったのでエントリーしません、すみません」と言って帰りました。ちゃんと調べないとこういう勘違いもあるので注意してください…。

100人くらいいるんじゃないかってところから、6人しかいないところまで色々ありました。説明会の時点で「この会社絶対ヤバイやろ」ってところもあります。例えば説明選考会のグループワーク選考で、50人はいるであろう学生を1人で回って評価しているところとか。しかも時間もないから各グループ2秒くらい。本当にこういうところあります、気を付けてください。商品があるところは実際に商品を見せてくれたり(広告はこの作品うちです、とかこの動画うちです、とか)、社員さんをピックアップしてその人の成長ストーリーみたいなのを見せてくれるところもあります。メモるところはちゃんとメモって、楽しむところは楽しんでください🌷

個説の目的と意識していたことは2つ。

①他社との差別化

②その会社独自の事業を知る

です。①は、志望動機を書くときに参考にしていました。「なんでうちの会社なの?」って直接聞かれることはなかったけど、面接で聞かれる質問のもとをたどれば全部「なぜうち?」に繋がると思います。私は「差別化なんてわかんねえわよ」って思ってたから、社員さんに「他にも強豪の〇〇とか、〇〇とかいっぱい選択肢はあったと思うんですけど、なんでここにしたんですか?」って聞いてました。全く参考にならない「人」って言われることが最も多かったですね(笑)参考にならないよねえ、「人」って。まあよい人がいるんだとは思うけど…。その場合は「人って具体的にどういうことですか?」とか、「人がよいことはもうお聞きしたので、それ以外でお願いします💗」とか聞いてた。面接で面接官が掘り下げて質問するみたいに、学生が質問するときも自分が望んでいる答えが返ってこなかったら突っ込んで聞いた方がいいです。曖昧な返答に曖昧な笑顔で「そうなんですか~」って言いがちだけど、そういう受け身の姿勢だった説明会はマジで意味なかったなって思うので強気で聞いてみてください😋

②も①と少し似てるけど、差別化のために事業内容の特徴を掴もうと思っていました。今調べた感じで特定できなさそうなので例を出しますが、「感動サービス」をキーワードに業務に取り組んでいる企業がありました。意味わかんないじゃないですか、「感動サービス」って。だから説明会の時に聞いたんですよ「感動サービスって具体的にどういうものですか?」って。したら、「お客様の期待を超えるようなサービスをすることです」って言われて、「でしょうね!!!!!」ってなりました。その企業はその後の選考でもモヤ~っとした説明しか返ってこなかったので、選考辞退しました。よい企業いよい人たちだとは感じていましたが、なんかこの点で私はう~んと思ってしまいました。

説明会のあとにあるのはだいたい面接なので、「面接で何言おうかな~、この企業はどこに共感して何を話したら1番響くかな~」って考えてました。全然素直な志望動機の考え方じゃなくて、今書いててウケる。なぜか私の就活嫌いが大きくでてしまいました、ごめんなさい😝

 

②合同説明会

合説です。今家にDMいっぱいくる時期ですか?あれしつこくてウザいよね。燃やして大丈夫です。マイナビとかリクナビが主催の合説は1回も行かないで終わりました。夏のインターン説明会だけ1回行きました。スーツの指定がなければ私服で行って大丈夫です。選考があるわけでもないんだから、自分が好きな服で行ってください。周りに合わせるより自分の心の健康の方が大事です。いくつか記事読んでくれてる人は分かると思いますが、スーツというかみんなと同じ服を着るのがマヂムリだったので、私服可のところは説明会でも選考でもガンガン私服で行ってました。といってもパーカーにジーパンとかじゃなくて、ユニクロのグレーチェックのアンクルパンツにリボンつきの白いセーターみたいなやつ。スーツじゃないから落としますとか、スーツじゃないから出てってとか言われたことないし、損したなって思ったことは1度もない、むしろ目立てて通過確率アップ!とさえ思ってた。「個性を尊重します!」って言ってんのにスーツで来てくださいとかさ、「見た目じゃなくて内側に秘めた個性を判断したい」とかさ、そんな企業は合説DMと一緒に燃やしちまいな🔥

話それたので戻します。私は大学の学内説明会に3日間行きました。45分×8企業くらい×3日です。ここでいっぱい聞けて良かったと思いました。

合説の目的は1つ、「興味のない企業を本当に興味がないか確かめる」でした。興味ないけど知らないまま終わらせるのはもったいないと思っていて、でも個説行くのはダルいし、どうせ興味ある企業は個説行くんやから合説は興味ない企業行こう!という思考です。結果、いやマジで興味ないってなった企業と、意外といいやん個説も行くわってなった企業があります。めっちゃ当たり前なんですけど、知らないと選べないので知らないとだめです。就活で負けとか失敗とかがあるとしたら、原因はほぼ「知らない」になるのかなと思います。何を知ればOKでっていう基準もないから「自分に必要なことは全部知れた!」状態を作るのも不可能ですたぶん。だから自分が納得するまで調べるしかないんですよ。もうここは誰のためでもない自分のためなのでやりましょう。

 

説明会についてはこんなもんですかね…。

もともと興味がある企業は合説では行かないで個説、この分野興味ないけど本当に興味ないかな?っていう企業は合説で聞いてみてください。特に学校に来てくれる合説はその学校の生徒が欲しいので、「後日やるうちの個説が埋まってたとしても電話で〇〇大学の合説聞きましたと言ってくださればお席用意します」と言われたこともあります。合説よりは個説にいえることだと思いますが、目的意識をもってメモしていないと漠然と「ここに就職したい!」気持ちだけが高まるだけでもったいないです。気持ちがあるのは大事だけど、なんでここに就職したいか?を言語化して伝えないと相手に伝わらない=内定をもらいづらいからです。その言語化のために役立つように説明を聞いてほしいし、質問をしてほしいです。面接とかその後の選考で使えるデータを取りに行く気持ちで行くとよいと思います。選考の逆質問も同じです、次回に繋がる情報を得ることを意識することは大事だと思います。

今回の記事は怒りが全面的に出てしまってすみません…。なんでだろう…。スーツ着用の説明会で、「個性を尊重する」なんて言ってる企業に「なんで個性を尊重するのにスーツは指定なんですか?」って誰か聞いて。1番分かりやすい個性ともいえる外見を封じるのって、やりやすいと感じる人とやりにくいと感じる人がいるよね~~。

怒りに任せて書いたので、偏っている部分もあると思います、ごめんなさい🙇でも私の記録だし自由にやっちゃおうってことでそのまま公開します。

 

 

おしまい。

インターン②就活対策インターン

こんにちは🌞

 

前回に引き続き、インターンについてです。今回は就活対策インターンのことを書きます。

就活対策インターン

2つくらい行きました。「インターン」と名前がつくものは回数で言えば5回くらい…?インターンで出会った社員さんに自己分析をずっと見てもらっていたので、入り口はインターンで、自己分析を手伝ってもらうためにプラス5回くらいは会っていたという感じです。つまり就活対策という目的で会社に行ったのは10回くらい(説明下手ですみません、この辺は流してもらって構いません)。ここでは企業名によって内容を分けることに意味がないと思うので、企業名で分別せずに内容を書いていきます。インターンに行ったのはOfferBox経由でTSグループとSMSキャリアという人材企業です。

①内容

行きはじめたのは3年9月あたりです。私が行ったものは

①自己分析→面接練習

②学生が学生役と面接官役に分かれて模擬面接

の2つが主でした。①は個人の時もあれば、グループでペアになって掘り下げ合ったり他己分析をしたこともあります。ABペア、CDペアで互いにインタビューをし合って、AがBのことをCDに伝える、みたいなのもありました。

自己分析の仕方は、以前紹介した通り「人生ニュース」と「人生グラフ」でやりました(詳細以下)。
kkcb.hatenablog.jp

以下、就職対策インターンで学んだこと・得たものについて書きたいと思います。

 

①自分が思うことと相手が思うことのギャップを埋める

「自己分析???」状態で行って、やらされていくうちに自分についても分かるようになるし、自分の中での「話せるエピソード」も分かるようになります。自分では大したことないと思ってやってきたことでも、人と一緒にやってると「え!それめちゃスゴイやん!!」って言われることがあるからです。『これすごいことなんだ~じゃあ話せるように掘り下げよう』ってなるわけです。ついでに私は性格が悪かったので、どこが1番すごいと思われやすいか、ウケやすいかみたいなことも周りの反応をみて絞ってました(笑)余裕がある人はぜひ。人に話すと反応が見えるので、自分で自信ある!と思ったことが大したことなかったり、自分では全然なんでもないと思っていることがすごく評価されたりします。そのギャップを埋めるよい機会だと思います。例えば、私は最寄り駅で急に雨が降ってきた時にサラリーマン(話を聞いたら警察の人だった)風の男性を傘に入れて帰ったり、家の近くにある60段くらいの階段でおばあちゃんの荷物を持ったりとかいうことをス~っとやる人間なのですが(田舎なので)、それはすごく驚かれます。現代では絶滅危惧種です。それを書いて通ったESも面接もあります(笑)特に面接だとすごく食いつかれます。とか、こういう自分では当たり前のことを他人がどう思うかを確かめられるのが就活対策インターンだと思います。他の学生の反応も見れるし、社員の反応も見れる。お得ってかんじ。

 

②書きまくることでだんだん思い出す

当然ですが、就活対策インターンでの自己分析はグラフやニュースを書かされます。私は普段、自分の過去について考える時間をとっていなかったので、強制的にやらされることで思い出したエピソードが沢山ありました。それに共通している自分の考えや思いが、普段気にしていないけど物事の判断軸になっていたり自分が大事にしているものだったり、譲れないものだったりするわけです。1人でやると寝ちゃうと思うんですけど、わざわざ交通費かけて行って、初対面の人と話すのなんてダルいし社員も本音言ってるんだか分かんない中で、「絶対何か持って帰りたい!」っていう貧乏根性で「ここでやった経験だけは自分の力にしよう」という思いで書きまくっていました。自分の頭で考えているだけじゃ思い出せなくても、書くことで思い出すことがあると実感しました。可視化することで「あれ?ここは何を思ったんだっけ?」と逃げずに考えられるようになります。

 

③面接官側から「欲しい学生像」を考える

1回だけ学生が学生役と面接官役に分かれて模擬面接をしたことがあります。学生1対面接官3で、面接官役は今後の会社のビジョンから欲しい学生像を導き出し、理想の学生であるかを見極めるにはどんな質問をすればいいのかまで考えます。自分が面接をされていると面接官までしか見えないから、面接官が会社の未来のために学生をとるという本来の採用の目的を見失いがちです。会社が欲しい学生像なんて考えたことなかったので、会社がこれからやりたいことから採用する学生像を導き出すという考え方は新鮮で確かに~とも思いました。でもこれ3年の9月、本選考は半年後くらい、100%サッパリ忘れて就活してました。でも大丈夫だったから、いろんな視点で考えるっていうのは参考になったけど考えすぎなくても大丈夫です。でもあんまりその像に惑わされないでくださいね。就活は自分が企業に合わせるのではなくて、自分に合う企業を探す活動です。偽ってした就活は絶対苦しいし入社してからも偽り続けるのは苦しいです。ちゃんと自分の大事なものはこれ!を見極めて、それを同じく大事にしてくれるところに就職してください。

 

④会話を俯瞰する力がつく

③と同じ状況で、面接官3人の立場の時に感じたことです。他2人の面接官役が、打ち合わせと違う質問したり、全然採用の軸とは関係ない質問したり、質問がなくなっちゃったりしてたんですよ。その時に、うまく軌道修正して話を続けさせられてたなって自分を過大評価しています。社員さんにも褒めてもらうことがあったので、もちろん完璧じゃないけど少しはできてたんかなって思います。私が意識してたことは3つくらいです。

①絶対話がそれるからメモを取る

②質問の目的を達成したかを確認する

③前後の話の脈絡を考えて話す

まず①。私はもともとメモをとる習慣がありましたが、話がそれることは予想できる事態なのでメモで防ごうと思っていました。大元の話題から枝葉の話にいくのはよいけど、別の木にいくのはだめですよね。何を話してるのか、この話は木そのものか、枝か、葉か、隣の木の話に移っていないかを気にしていました。「枝葉」という言葉から、話を木(1番大事。大元)・枝(ふつう)・葉(大事ではない)で分けて、自分で考えてメモっていました。真ん中に話の大元(話題の目的)を書いて、ブレストの書き方をすると繋がりが分かりやすくてよかったです。こういう状況の捉え方はこの時期からトレーニングして、本選考になったら頭の中でできるようになりました。今ではほぼ癖。

②は、質問して終わりではなく、「この質問で自分たちが聞きたかったことは引き出せたか?」を考えてNOなら追加で質問するやり方をしていました。一問一答じゃないんだから、会話することを意識しました。本選考面接でも同じ。話し方については本選考の面接対策でも詳しく書こうと思いますが、私は会話の流れを予測するのが癖で、「自分がこの質問をしたら相手が答えると思われるのは①か②か③…もしくは④もあり得る」みたいな感じで答えを予測してます。で、①②③④どれが返ってきてもいいように予測される全部の答えに対して次に私がしゃべることも考えます。だから、私がしゃべっている時には相手の回答を予測して、相手がしゃべっている時に次自分が話すことを考えているということです。なので、パズルみたいな感じです。自分が赤凹の質問を出してベストな回答は赤凸なわけで、でも回答の内容を分析するとそれ青凸じゃね?とか、それ赤凹で肝心なところへの回答が抜けてるわよって気づけるってことです。それで、話の軸が変わっていたらもう一度掘り下げて、足りない部分はもう一度質問してまた回答してもらうということになります。多分よく分からないですよねこの説明🙏また詳しく書きます。

③は相槌みたいな感じです。「〇〇でした」という回答が返ってきたら、「〇〇だったんですね、その時はどういう思いだったんですか?」とか、「では●●はどうですか?」とか、これも②と同じで一問一答にならないことを気を付けていました。このワンクッションいれるだけでデキる人みたいに見えます。笑顔ならなおよし。

たぶん上記3つを気を付けていたから褒められたのかなと思っています。意外と誰でも分からなくなりがちな「何を話しているか?」を常に意識すること、相手の話を聞くだけじゃなくて、聞いていることをちゃんと伝えることが大事だったかなと思います。あとは表情とか笑顔とかありますけど、私の考え方やテクニック的な部分は以上です。

 

 

終わりです。前半2つは個人、後半2つはグループだったから学べたことです。行ってよかったと思っています。

次は会社説明会について書きます。やっと時間軸が現実においつてきたかな。早く追い越して面接とかの話できるように頑張ります。

例によって誤字確認していません。前回の記事を少しだけ書き直したことも伝えておきます。

 

 

今回は絵文字少な目だったので最後はかわいく終わりましょう。

おしまい💗

インターン①事業体験インターン

こんにちは🌞

今回はインターンについて書きます。

 

インターンの種類

私が経験したインターンは2種類あります。業務体験インターンと、就活対策インターンです。「インターン」という言葉自体の意味は「学生に就業体験の機会を提供する」ものらしいです(コトバンクより)。なので、本来の意味でいえば後者はインターンというよりは講座のような気もしますが、企業側も「インターン」という名前を使っていたのでここではそう表記します。この記事では「業務体験インターン」のみを記録します。どういう書き方にしようかと迷っていますが、私が実際に体験したことを紹介します。

 

業務体験インターン

文字通り、その企業の業務をグループワークや職場見学を通して実際に体験するインターンです。私が行ったものでは、三菱電機りそな銀行、日販の3つですね。三菱電機以外は2,3回くらいインターンを重ねました。2回目以降はご招待的な感じだった気がします。

三菱電機

〈概要など〉

インターン。全6日間で、名古屋のホテルに4泊、最終日に東京で全員集合のまとめをしました。60人くらい。交通費は全額支給(りそなのインターンで知り合った人が電通インターンに参加したら交通費の支給がなくてキツかったと言っていたので、宿泊の場合は基本支給されると思いますがちゃんと確認しましょう。三菱電機は家までの私鉄の交通費も全部くれました(ありがとう)。りそなと日販は会社までの交通費の支給がなかったので悲しかったです)。ご飯代も1080円までだけど支給。名古屋名物きしめん矢場とん味噌煮込みうどんを食べつくしました。もちろん全部1人でなので、私は平気でしたがキツい人にはきついかも。3つのインターンの中で1番豪華でした。

〈内容とか〉

主に見学でした。社会システム事業部というところにお邪魔して、警察とか電気設備などの社会インフラ系製品が実際に使われているところに見に行きました。「私の就活の流れ【完】」でも書いた通り、警察署や名古屋ドームなどに行きました。施設見学は私を含めて基本3人で行い、3年目くらいの女性の方がずっとついてくださっているプラス各施設の営業担当の方が入れ替わりで来てくださる形式でした。途中昼食をはさむときに「せっかくだからあんかけパスタ食べよう」とか言ってくださってみなさん優しい方ばかりだったのが印象的です。マジで優しかった。たぶん娘だと思われてたし。

〈学び〉

製品についての理解も進みましたが、私がこのインターンで1番学んだことは、「自分は無形商材を扱う仕事にしよう」でした(ごめんなさい)。「自己分析」の軸の話で書いたけど、製品ばかりよくなっていって自分は成長できるかな?って考えたときに、モノを扱う仕事だとやっぱりモノをよくするためのヒト、という印象を受けたので無形商材で「自分」で勝負したいなって思ったからです。メーカーへの志望意欲は深められなかったけど、いずれ自分の軸となるこういう思いもこのインターンに来なければわからなかったことだと思うので、まあヨシです。

〈応募の動機とその結果得たもの〉

そもそも三菱電機インターンに応募した理由が、リクナビで「ただ『時間があるって暇だな…』という理由だけでもいいので、ぜひ応募してください★」みたいなことが書いてあって、『本当だな~~日本大手企業~~~~』と思ったので応募しました(ガチ)。で、『ほら見ろ落ちたやんか~~!!!』っていうオチをつけたかったけど頑張ったら受かっちゃったっていう感じです。意外とやってみるもんやと思いました。でも名古屋に行く頃には、「電機メーカーは本当に全く興味がないけど、本当に興味がないか確かめに行こう」という気持ちで行きました。面白いとは思ったけど、縁はなかったみたいです。名古屋での最終日に若手社員3人の方が打ち上げをしてくださって、異国情緒あふれるHUB系居酒屋でイセエビをつかみ取りしたり、給料事情を数字まで教えてくれたり、ホンマいい人ばかりでした。ありがとうな~。最終日、東京で全員集まって、社内で打ち上げたあとも学生だけで飲み会しました。その中の1人とは今でも付き合いあるし就活中もやり取りしてました。出会い大事。

色々書いてしまいましたが、

①自分の興味のない分野のインターンに「本当に興味ないか?面白くないか?」を確かめに行くと、「じゃあ自分はどういうところに面白さを感じるか?」が見えてくる

②縁を大切にするとやっぱりいいことがある。誠実に対応すれば、応えてくれる

③ノリとか勢いでやってみることもたまには良い。意外とできちゃうかもしれない

ですね。①は、もう3月解禁まで時間がないので夏・秋インターン限定かな。今だったら1dayなら行ってみてもいいですね。合説の使い方もこれと共通することがあるので、説明会について書くときにも書きます。

②、③は、人に言われるよりも自分で実感することが大事です。日常生活すべてそうですが、私がこのインターンで「事業内容以外のこと」をめちゃくちゃたくさん持って帰ってこれたのはこれらを意識していたからだと思います。

りそな銀行

〈概要など〉

懇親会や座談会を除いた「インターン」とつくものは2回です。1回目は3日間(秋)、2回目は2日間(冬)です。どちらもグループワーク形式。学生はめちゃいた100人くらい。交通費支給なし。遠くて電車混んでてイラついた。スーツ大嫌い芸人なので、同じ服の人が100人木場に集まってめまいがした(笑)昼食挟む場合は近くのコンビニで買うか、社食に案内してもらえました。1回目のインターンの時に、2日目に朝家でなぜか嘔吐して(拒否反応かよウケるって思った)休んだけどそれによる不利益は全くなかったです。だから体調悪かったら休むのが大事。電話で誠意をもってごめんなさいを伝えるのが大事。翌朝に担当社員さん会ったら改めてごめんなって言って、今日は頑張るでっていうコミュニケーションが大事。そのおかげで?覚えてもらって本選考の時でも声かけてもらえたりしました👌

〈内容とか〉〈学び〉

1回目は普段の事業を理解するグループワークでした。架空の会社があって、建物を複数持っていて、それを売ったり新しい施設を買ったりして会社を大きくしていこうみたいなワークと、りそなの大事にしていることを知ることができるゲームみたいなのもやりました。会社の経営に直接関わるんやもうコンサルの域やで~って思いながら社長の相談にのって、班のみんなとああだこうだ言いながら考えるのが楽しかったです。同時に銀行の商品(融資以外にも、お客さんとお客さん同士を繋いで新規事業につなげたりするらしいです、あとは海外出陣へのお手伝いとかもできるとか)についての理解も進みました。お金貸すだけだと思ってたけど、意外と色々できるんやな~って思ったことを覚えています。

2回目も架空の会社のコンサルだったと思います。確かお菓子屋さんで、アイスの味とかも一緒に考えた気がする…。本当にここまで企業に入り込むんだったらスゴイ!と思いました。1番びっくりしたことは、「お客さんがまだ気づいていないリスクにまでいち早く気づいて、それをフォローすることが大事」と言われたことです。気づいてないリスクにもヒアリングの時に気づいてサポートするってお客さんにとっては有難すぎることだなと思って、銀行すごい…と思いました。特に遺産相続系はお金を持ちすぎるとその分税金がかかって大変、みたいなことがあって、その損失を少なくするための金融商品があって…みたいな感じでした。みたいなばかりでごめんなさい…。

〈応募動機とその結果得たもの〉

応募動機はブランド就活以外にないですね。なんとなく、金融いっとく?みたいな感じで応募しました。メガバンも地銀も説明会行ったりしたけど、銀行で本選考を受けたのは結局りそなだけでした。りそなって他の銀行とはちょっと違う雰囲気がある気がして、私にはそれが合って良かったです。りそなは本選考で「りそなが第1志望です」みたいなことを言わないと次の選考に行けない段階があって、私はりそなが第1じゃなかったし他の内定ももってたので途中で辞退しました。インターンで得たものは、銀行に対するイメージが全く変わったことです。お金貸したりするだけだと思ってたけど、それ以外のサポートもするしその時は法人のお客さんだったらその会社の中に入り込んでいけるっていうことが良かった。自分自身の成長還元っていう意味ではまあ銀行もありかな~と考えの変化がありました。多分説明会で事業説明されるだけでは分からないことで、自分で実際にやってみれたことで実感できたことだと思いました。

色々書いてしまいましたが、

①特に志望動機がなくても行ってみれば「意外といいやん」ってことがある

インターンは休んでも死なない

③やっぱり説明会はインターンにはかなわない

ですね。①は、実際に体験してみて分かることは必ずあると思いますし、りそなでは特にそれを実感しました。三菱のところでも書いた通り、3月解禁まで時間がないけど少しでも気になる…とかがあるなら1dayオススメです。後悔のない行動をすることが人生でも就活でも1番大事です。

②は、就活全体にも言えることです。インターン休んでも死なないし、就活なんか失敗したって全然死なない。無理して就活成功(そもそも失敗とか成功とかではないし)して体調崩すより、元気でいることの方が絶対大事だと思います。そういう緩いというか、気楽な気持ちで過ごすことが大事だよっていう意味ね。

③は、やっぱり説明会は業務体験にはかなわないです。説明会で私がりそなについてこんなに理解できたかというと、絶対出来てないと思います。「海外進出の手伝いもできます!」「中に入り込んでサポートしてます!」も、実際やらないと「へ~」で終わります。だからそれを実際に体験できるインターンってすごいなって。

③日販

〈概要など〉

2回ありました。1回目は3日間(秋)、2回目は1日です。1回目はグループワーク。2回目は座談会形式で、1回目に参加した人の中から先着順(本当かは知らない、でも友だちは参加できてなかった)で応募しました。学生は両方とも40人ずつくらい。交通費支給なし。お弁当とお茶をくれた。私服参加ですごくよかった。社員さんがとても優しくて、おもてなしをされている感じだった。でも時間には厳しくてギャップにびっくりした。

〈内容とか〉

1回目は書店のリノベーションを考えるグループワークでした。実際にある書店をこれから大きくしていくためにどうしていこうか考えるみたいな感じ。私たちの時に出た案は、書店でワークショップをしたり1年中クリスマスの雰囲気の書店にしようとしたり、自由な発想でどうぞ!な感じが全面に表れているものでした。日販の場合は銀行でいう商品がないから、自分たちで最初から最後まで費用と利益も決めるワークでした。大変だった。2回目は座談会だったので特筆すべきことはありません。

〈学び〉

話を聞くこととタイムマネジメント、意思共有の大切さです。真面目か(笑)

話を聞くことは、どんな書店を作るかを話し合うときに全然話がまとまらなかったのでそこで痛感しました。「これがいい!!」と頑なに譲らない人もいましたが、なんでそう思うのかを掘り下げることが大事だったなと後半になって気づきました。例えば「鉛筆を売りたい」=「鉛筆が好きだから売りたい」→その人の他の好きなもので代替可能、「鉛筆が売れると思うから売りたい」→ほかに売れると思えるもので代替可能、「鉛筆の文化が衰退していると思うから売りたい」→ほかに衰退しているもので代替可能、という感じです。必ずしも「これ!」でなければならない理由ってあんまりないんだなってことに気づきました。その人の考えの「なぜそう思うか」を掘り下げると妥協点を見つけられると思います。

タイムマネジメントは、最後の方になって時間が足りなくなったので時間で区切って作業の時間を確保しておくべきだったと思いました。ちゃんと考えてあれば早すぎる分には困らないけど、遅いとせっかく考えた物の価値が減少します。指定された時間内にやり終えることって、信頼にも繋がってくるので大事にしようと思いました。

意思共有の大切さは、私たちの班のメモの仕方で感じました。最初はみんな各自でメモを取っていて、そうすると少しずつ案の解釈に齟齬が生まれていました。それを解消するためにホワイトボード1つに情報を集約して、全員が1つのメモ(ホワイトボード)を共有することにしました。そうすると、みんなが同じ情報を見ることになるので食い違いが減って、お互いの意見をすり合わせる時間の短縮になりました。

最近自己PRとか学チカの添削してるからそれっぽい書き方になってしまった…。

〈応募動機とその結果得たもの〉

応募動機は、友だちが応募していて「こんな会社あるんだ!」と思ったことと出版社は受けないけど本関係に興味があったからです。その結果得たものは〈学び〉で書いた通りです。日販は〈学び〉がとても多くなりました。1班に1人ずつ社員さんがついてくれていたので、その影響かなと思います。日販はインターン早期選考があります。インターンを仕切る社員さんがそのまま選考にもいるので仲よくなっておくと和めます。最終面接だけスーツであとは私服だった気がする。結局内定辞退しましたが、めっちゃいい会社だと思います。

日販は最後のまとめが〈学び〉のところに集約されている感じなので、他に書き残したことは特にないかな~と思います。もし書き忘れたことが合ったら後日付け足しします。

 

はい、終わり~~!

インターンは行った方がよいと思います。会社を全然知らないまま就職するのは危険だと思うからです。内定先企業のインターンには行ってなくても、同じ業界のインターンに行くとかでもよいです。だから興味のある業界1つずつは最低行きたいですね。でも無理はしなくて大丈夫。私の先輩は、興味のある企業全部インターン行って違いを理解して本選考ではインターンで納得のいった2社しか受けてない、2社とも内定みたいなスゴイ人もいました。そういうインターンの使い方もありです。

結局は自分が納得する会社を選ぶために必要なことをすればよいです。周りが行っているからとか、ブランド就活を理由にして行く必要はありません。自分で考えて行動しないのって楽だけど、振り回されるのは疲れるだけです。遠回りした分だけ多くの経験ができるというのはその通りだと思いますが、ちゃんと自分で考えないと誰のために就活しているのか分からなくなります。やらされる就活はやめた方がいいです。なんか就活の総まとめ的なことを書いてしまった…。

次は就活対策インターンについて書きます。

 

 

おしまい。